MALTICE(モルトアイス)のコラム担当、笠松です。
皆さん、第1回のコラムは読んでいただけたでしょうか?
前回のコラムで書いたように、私は大の海外旅行好きです。
そこで今回は、ベトナムで経験した日本にはない異文化を紹介します。
ハノイの夕暮れ、虚を突いた「ビールと氷」
高温多湿で活気あふれるベトナムの首都ハノイ。
バイクの地鳴りのような喧騒と、止まらない汗。

私は、ベトナム料理を堪能すべく、現地で評判のレストランに向かいました。
レストランに到着して早々、喉の渇きを潤すためにビールを注文。
喉を涸らして待っていると、テーブルに届いたのは……
瓶ビールと、「氷」が入ったグラスでした。

「ビールって、氷を入れて飲むんだっけ?」
調べてみると、ベトナムでは、高温多湿という気候の関係と、
味の薄いビールが好まれる国民性の影響で、ビールに氷を入れて飲む風習があるそう。

現地の熱気の中、氷の浮かんだビールを恐る恐る口に運んでみると……
これが、日本で飲んだことがないほど薄い。
ベトナム料理を堪能しつつも、時間が経てば経つほど、急速に薄くなるビール。

当時の私はビールが一番好きだったので、この文化があまり理解出来ませんでした。
炭酸が、ほとんど抜けて薄まったビール。
正直、私はあまり好きではなかったのですが、これも旅の一興。
ですが、なぜ"あのビール"は、一瞬で気が抜けて薄まったのか?
帰国後、とある形状の存在を知ったとき、この謎が解けました。
あの日、私のグラスに入っていたのは、『ラシヒリング』のような氷だったのだ……と。
効率を求めるカタチが、炭酸を殺す
「ラシヒリング」とは、化学プラントのタワーなどで使われる、小さな円筒形のパーツです。

この目的は、液体と気体を効率よく触れ合わせるために、
「単位体積あたりの表面積(=比表面積)を極限まで大きくする」ことです。
あの日、ベトナムで出された真ん中に穴が空いた筒状の氷。
あれはまさに、ラシヒリングそのものの構造でした。
氷の比表面積が広い=ビールと触れ合う面積も圧倒的に広いということ。
瞬時に冷える一方で、氷が溶け出し、お酒を水っぽく薄めます。
また、ミクロの視点で見ると無数の気泡や不純物による凹凸(デコボコ)があります。
この凸凹が炭酸を激しく刺激し、炭酸感を一瞬で逃がします。

本質を守るための、MALTICEの美学
不純物も気泡も極限まで排除して作られた、究極の透明氷。
炭酸を無駄に刺激せず、心地よい「キレ」を静かに閉じ込め続ける。
一般的な氷に比べて、2倍溶けにくく、最後の1滴まで味を薄めない。
異国での体験は、時に面白い気づきをくれます。
よく冷やしたグラスに、MALTICEの透明な氷柱を1本。
炭酸もコクも守り抜く、極限の機能美をぜひご自身のグラスで体感してみてください。
